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鋼の錬金術師 -FULLMETAL ALCHEMIST- 第45話 「約束の日」

 最近になって、演出が安定してきた鋼の錬金術師。「演出が安定」とは視聴者映像を見て、意味がわかる映像を提示できるという意味。ひどかったのは2クール頭で総集編らしい回があったがよくわからなかった。たぶん、ホーヘンハイムの視点での総集編だったのだろうが、ホーヘンハイム自体がどんな人なのかそのときはよくわからなかったし、まとめ方もよくなく、よくわからん映像が多かった。
 そういう意味では最近はよくわかるようになった。

 しかし、作者は何を言いたいのかよくわからなくなった。1クールではどうやらエドとアルが才能ある錬金術師で、幼いこともあって人体錬成の禁忌を犯す。映像を見ていると人体錬成は人間の倫理をはずれるので禁忌になっているようだった。「能力と倫理」というのがテーマなのかと思っておもしろく観ていた。
 2クールに入ると東方秦からの新キャラ二人の登場があったが、アクションの展開が多く、テーマの深掘りがなされていない。3クールだと、演出が不安定なのかよくわからん物になっていく。突然、4クールになってくると演出が安定、わかるアニメになったがテーマが何?という疑問が浮かんでくる。

 アニメでテーマは必要かというと必ずしもテーマ不要アニメもあるが、この鋼の錬金術師はストーリーアニメなので、絶対テーマの深掘りが必要。

 ハガレンは5クールでやるようなので、もうそろそろ、全体テーマの提示(深掘り)がないと視聴者で飽きてくる人が出てくる。(私がそう)

 たとえば、現在放送中のレールガンだと、「無理な能力開発とそのひずみ」がテーマだと思う。水着回、メイド回などサービスがあったが、そのテーマの深掘りは常にされている。「能力開発って何?」はパーソナルリアリティと努力。「ひずみって何?」はスキルアウトとその対応に追われるジャッジメントとアンチスキル、チャイルドエラーたち。「レベル5とかレベル0のレッテルってどう?」美琴や佐展の気持ちだと思う。

 と、苦言をいったが、やっぱり観るであろう鋼の錬金術師だ。(笑)

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